告別式

今日は故中村先生の告別式でした。
研究室に配属されてから中村先生と話す機会はあまりなかったのですが、葬儀に参加すると自分のおばあちゃんの時のことを思い出したのもあって感じるものがありました。


夜、眠れない時とかよく「死」について考えることがあります。
自分が死ぬときってどういう感覚なんだろう。
それとも感覚なんてないのか、眠るときと同じ感覚なのだろうかとか。
死んでしまった後はどうなるんだろうかとか・・・。
そんなことを考えると「死」が怖くて怖くてよけいに眠れなくなったりします。
そこで思うのは宗教の存在です。
宗教のすごいところは「死」への不安を緩和してくれるところにあります。
ただし緩和であって根本的なところは解決しない。
かぜ薬と同じですね。


昔、お坊さんからこんな話を聞いたことがあります。
仏教の世界では「死」は決して悲しいことではない。
死んで成仏するということはつまりは仏様に成るということであって喜ばしいことである。
この世では「死」でも仏様の世界では「誕生」なのである、と・・・。


中村先生、安らかにお眠りください。。。