当確キター!!

↑ってのが衆院選のフジ系列の報道番組で使われてました。
流行りものの力って恐ろしいなあって思いました。
前回の参院選では民主党が大躍進したが、それも一種の流行りものだったのかなあって思ってしまうような今回の衆院選の自民圧勝でした。


現代人の考えはマスコミに支配されていると言っても過言ではない。
マスコミがどのように報道するかによって、受ける印象というのは全く異なる。
今回も造反組といわゆる刺客とされた人の戦いをマスコミが盛り上げ、その中で小泉さんの政策は一貫したものがあるというイメージがつき、一方、民主党はそういった戦いからはじき出された形で、マスコミにも注目されず政策がはっきりしないというイメージがついてしまったのだと思う。


そもそも、前回参院選民主の風は、民主党に魅力を感じたから起こったのではなく、自民党に魅力がなかったから起こったのだと思う。今回、小泉さんは自民党をぶっ壊すといって改革を押し進めようとしていた。自民党がぶっ壊れたかどうかは疑わしいが、橋本派はぶっ壊れたのではないか。そういった意味では自民党には大きな変化があったと思う。すると、自民党がダメだから民主党。というのではなく、自民党がダメだが、自民党は大きく変化しようとしている。だったら自民党でいいじゃないか、という考えに至る。そう考えると今回の選挙結果も納得できるものだ。